「新聞(紙媒体)は出れたけどテレビに出れない・・」の解決方法

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私のところに来る相談の中で一番多いのが、

「新聞とか雑誌とか、いわゆる紙メディアからは取り上げられるけど、

テレビから取材が来てくれないんです・・・」

という相談です。

 

「マスメディア」というくくりで言えば、

新聞も雑誌もテレビも同じなので、

新聞に出れてるなら、

ほぼ間違いなく、テレビにも出られるハズなんですよね。

 

では、

多くの企業がこのような結果につながってしまうのはナゼなのか?

 

答えは明白。

それは、

 

「“テレビ向け”のPRが出来ていない」からです。

 

テレビ番組の仕組みをちゃんとわかってない人がPRをすると、

だいたい新聞等の紙媒体向けの内容になっちゃうんですよね。

 

理由は、文章を書くことは日頃から慣れ親しんでるので、

紙媒体を狙うなら一般の人でもまだイメージがわくからです。

 

 

ただテレビって、

ご存知の通り、文章で伝える媒体ではないんですよね。

 

「映像」で伝える媒体なわけです。

 

言われなくてもわかってるよって感じかもしれないけど、

これが本当の意味でわかっている人は、ほぼいないんですよ。

 

なぜなら、

「映像だけで何かを伝える作業」をしたことがある人って、

ほとんどいないからです。

 

テレビって生まれたときから家にあって、

すごく身近な存在で見慣れてるから、

なんとなく“わかった気”にはなっちゃってるんですよね。

 

ただこれが、

まさに「見る」と「作る」では大違いってやつで、

テレビ番組を作る技術って、ある種の特殊能力なんですよね。

 

人が興味をもって見続けてくれるための「ロジック」だけでは

できるようにならないし、「経験」だけでもできない、

「正しいロジック」と「経験」の両方が必要不可欠なんです。

 

キー局でも情報番組くらいだったなんとかなっても、

30分間以上のドキュメンタリー番組とか、

ゴールデンタイムの視聴率10%以上が絶対条件のバラエティ番組レベルになると、

プロのテレビマンでも一握りの人しかたずさわることができません。

 

番組を作る中心的なテレビマンをディレクターっていうんですけど、

そのアシスタントがまぁ3Kの代表みたいなAD(アシスタントディレクター)っていう人たちで、

ADからディレクターになるのに平均5年間くらいかかるわけです。

長い人だと10年たってもなれない人も普通にいますね。

 

それだけ長い経験を積んでようやく、

少しずつテレビ番組が作れるようになってくる、っていう感じなので、

一般の人がいきなりテレビ向けにプレスリリースを書くとか、

テレビ番組が興味をもつ企画を作るのってそりゃ不可能に近いわけです。

 

 

じゃあ、新聞とは違う「テレビ向けの提案」って、

どうすればいいの?って話なんだけど、

色々あるけど、まず絶対に覚えておかなきゃいけない基本的なことが、

「場面(シーン)を増やす」ってことです。

 

 

新聞や雑誌などの「紙媒体」と「テレビ」の一番の違いは何か?

 

それは、

「場面の数」です。

 

紙媒体とテレビ番組とでは、

掲載(放送)に必要な「場面の数」が

圧倒的に違うんですよ。

 

場面というのは、

わかりやすく言うと「撮影場所」って感じです。

 

極端な話、

新聞とか雑誌は1つの場面だけでも掲載ができます。

 

なぜなら、

画的なことは写真1枚でOKだから。

あとは文章で情報を掲載すればいいわけです。

 

しかし、

テレビ番組の場合、

「映像だけ」で情報を伝えなきゃいけない媒体なので、

場面は最低3つは必要です。

PR提案時は多ければ多いほどいいと思って間違いないです。

 

なぜなら、

映像として1つの場面だけで見れる時間って、

せいぜい1分間が限界だからです。

 

同じ場面を見続けることって、

視聴者にとっては思ってる以上に苦痛なんですよね。

簡単に言えば「飽きてしまう」ってことです。

 

とくに激しい視聴率争いをしている全国放送レベルの人気番組なら、

一瞬たりとも視聴者の気をそらさせないために、

0コンマ何秒単位の編集をしています。

 

1つの場面で1分間しか使えないということは、

3分間の映像を作るためには、

3つの場面が必要ということです。

 

5分間なら5つの場面。

 

10分間なら10個の場面ですね。

 

実際、テレビで5分間の映像っていったら結構大変で、

撮影だけでも丸一日かかったり、

番組によっては3日間くらい撮影が必要だったりします。

 

しかし、

企業とかPR会社から提案されるプレスリリースって、

大抵、場面が1つしかないんですよ。

 

「こんな飲食店をオープンしました」

「こんな商品を作りました」

・・・以上。

 

って感じなんです。

 

飲食店をオープンしたにしても、

「場面を増やす」って思考を持っていれば、

 

・お店全体のコンセプト

・イチオシの商品

・店内(ホール)の特徴

・調理方法(調理場)の特徴

・スタッフの教育

などなど、、

多角的な情報を提案できるようになるはずです。

 

これが、テレビが求めてる情報なんですよね。

 

こういう情報があらかじめプレスリリースに入っていれば、

「あ、これで少なくても3分は作れるな」とかイメージがつくので、

テレビマンにとってはムダなリサーチ作業が必要なくなるので、

テレビからの取材成功率が一気に高まりますよ。

 

私のクライアントさんたちが、

プレスリリース一発のみでテレビ取材をバンバン取りまくれてるのはそのためです。

 

これはあくまでテレビにとっては基本中の基本ですが、

この基本すらおさえられてないPRがほとんどなので、

「場面を増やす」ってことを意識するだけでも全然成果が変わってきますよ!

 

 

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