テレビ取材獲得に必要な「ストーリー」ってなに?

映画フィルム

本屋さんとかでよく見かける「テレビPR」や「プレスリリースの書き方」てきな本で、

必ずと言っていいほど書かれてるのが、

「プレスリリースには“ストーリー”を入れろ!」というのがあります。

 

私がテレビマンとしてガイアの夜明けとか作っていたときは、

毎日のように様々な企業やPR会社の人とかが、

プレスリリースを持って提案に来られていたのですが、

やはり、そういった本とかで勉強されているようで、

「ストーリー」が入っていることが多かったです。

 

しかし、残念ながらそのほとんどが、

“テレビが求めてるストーリー”とは、まったくもって違うんですよね。

 

よく提案される“間違ったストーリー”って、

 

「これまでの苦労話」とか、

「社長の経歴てきなエピソード」だったり、

“過去の話”がほとんどなんですよ。

 

だけど、

こういう過去のエピソードてきな「ストーリー」って、

テレビはまったく求めてないんですよね。

 

 

なぜだかわかりますか?

 

 

その理由は、

『撮れないから』

です。

 

 

過去の終わった話って、

もう撮影ができないんですよ。

 

なにせ、

終わってしまっているわけだからね。

 

それがどんなに素晴らしくて面白い出来事だったとしても、

終わってしまっていては、

撮影ができません。

 

以前にもお伝えしましたが、

テレビ番組の制作者が企画段階で考えていることは・・・

 

「何が撮影できるか?」

 

それだけです。

 

 

なので、

撮影できない過去のストーリーを

いくらプレスリリースに盛り込んでもほぼ意味ないです。

 

これが例えば、

カンブリア宮殿とか、

NHKのプロフェッショナルくらいの長尺ドキュメンタリー番組なら、

過去のエピソードを紹介することもありますが、

そんな番組はほとんどありません。

 

じゃあ、

テレビマンが求めてる「ストーリー」とは、何か?

 

それはズバリ、

『人の感情が見れる場面』です。

 

人の感情・・・

つまり、

登場人物が泣いたり、笑ったり、怒ったり、悔しがったり、

そんな場面が、

テレビが求めている「ストーリー」なんです。

 

もちろん、

「過去の話」ではありませんよ。

 

「これから起こる(未来の)出来事」でなくてはいけません。

 

こういう話をクライアントに伝えると、

必ず、こう聞かれます。

「未来のことだったら、泣くかどうかわからないじゃないですか?」と。

 

そうです。

 

どうなるかわからないんです。

 

だからこそ、

撮れたときに面白くなるのです。

 

実際どうなるかわからないけど、

人の感情が出る可能性があることを伝えればOKです。

 

そうすれば、

撮影してくれます。

 

もちろん、

期待通りのことが撮れるとは限りません。

そんなことはテレビマンは百も承知ですので、

気にする必要はありません。

 

特に「ガイアの夜明け」や「情熱大陸」といった、

人気のドキュメンタリー番組では、

1時間とか30分の放送をするのに、

30時間くらい撮影をすることはざらです。

 

つまり、

撮影した映像の中から、

実際に放送で使う映像は、3%以下ということです。

 

97%は撮影はしたけど使わない、

ムダな部分ということです。

 

しかし、

そのムダな97%こそが、

3%のクオリティにつながることを

テレビマンは知っています。

 

なのでとにかく、

ストーリーは、

「撮影できる未来の場面」を提案すること。

 

すでに終わったエピソードは、

意味がない、ということを忘れないでくださいね!

 

 

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