テレビで取り上げられないプレスリリースの特徴として、
よく見かけるのが、
「情報を詰め込みすぎちゃってる」
というのがあります。
伝えたいことがいっぱいあるから、
アレもコレもと、
欲張っちゃっているプレスリリースです。
残念ながらこういうプレスリリースは、
テレビで取り上げられない可能性が高いです。
なぜなら、
プレスリリースで伝えられる情報は、
1つか2つくらいが限界
だからです。
プレスリリースを書く上で、
絶対にやめたほうがいい間違った考え方は、
「書けば伝わる」
と思ってしまっていることです。
「書いたんだから伝わってるでしょ?」
という勘違いです。
これがすでにズレてしまっています。
正直、
テレビマンはいきなりそんなに一生懸命読まないです。
まずは流し読みです。
流し読みの段階で伝わってないと、
土俵に上がる前に捨てられてしまいます。
で、
ここが重要なのですが、
「伝わらない情報」って、
「書いてもムダだった」では、済んでないんです。
プレスリリースにおいて、
「伝わらない=ゼロ」
ではなくて、
「伝わらない=マイナス」
なんです。
どういうことか?というと、
例えば、
伝えることを1つだけに絞ったします。
この場合、
高い確率でその1つの情報は伝わりますよね。
では、
欲張って10個の情報を入れたとします。
この場合、
10個のうち7個だけ伝わった、みたいにはならないんですよね。
情報が多すぎると、
伝わる数って 「0」になっちゃうんです。
「よくわかんらん!」で終わっちゃうんです。
だったら、
欲張らずに1個にしぼったほうが 「勝ち」なんですよね。
だから、
プレスリリースを書くルールとしては。
「伝わらない情報は最初から書かない」
ということを徹底させる必要があります。
これができるかどうか?
が、少ない手数のプレスリリースで
高確率でテレビ番組の取材が取れるかどうかが決まると言っても
過言ではありません。
で、
これまで何万というプレスリリースを見てきた私の答えとしては、
プレスリリースで伝わる情報の数は、
せいぜい1〜2個くらい。
最大で3個までが限界ですね。
つまり、
4個以上の情報を入れても、
伝わる数が「0」になってしまう、ということです。
もしあなたが、
「プレスリリースを何度出しても、
どこからも取材が来てくない」のなら、
情報を入れすぎているのかもしれません。
プレスリリースを書くときは、
入れる情報は、1つか2つにしぼる!
とても大切なので覚えておいてくださいね。